こんばんは、マシンジムスタッフの横井です

何かすごい方が来日するということで、
週末は、その方のお話を伺うためにお休みを頂きました。

誰かというと、
現在導入しているマシンのメーカーであるテクノジムさんの
イタリア・マスタートレーナーアレキサンドロ・ジョバンニ氏。
このお方は、セリエAのプロサッカー選手にも
トレーニング指導をしているすごい方

そのアレクさんが言うには、
8つのファクターをバランスよく向上させることが
スポーツで良い成績を出したり、障害を予防したり、
健康な体づくりには必要とのこと。

文明の発達・生活習慣により、
衰えてしまいがちな
人が生まれながらに持っている体の機能を
バランスよく改善・向上させていこうというのが、
グローバル・ファンクショナリティです。

その8つの要素とは、
① ストレングス
② フレキシビリティ
③ モビリティ
④ スタビリティ
⑤ エアロビックキャパシティ
⑥ バランス
⑦ コーディネーション
⑧ プロプライオセプティブ (固有受容性)

何のこっちゃ 
良くわからないので、自分なりに噛み砕いてみました。

① 筋力
② 静的柔軟性 (一般的なストレッチで、どこまで曲がるかなど)
③ 関節の動く範囲内で、自分で動きをコントロールする能力
④ 何かにぶつかられたり、全身で大きい力を出すときの姿勢の安定性
⑤ 心肺機能 (全身持久力)
⑥ バランス能力
⑦ 協調性・体を巧みに操作する能力
⑧ 自分の体・手足が今どのような位置・角度にあるか把握する身体感覚

この要素が全て含まれている競技って何かなって考えたところ、
パッと思いついたのは、体操でした。
ただ体が柔らかいだけでなく、力強く、
そして、地上で、はたまた空中で巧みに体をコントロールする
Kanaeva(1)

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筋トレだけでは、筋力がつくがその代償として、柔軟性が失われがちです。
心肺機能もそこまで高まりません。

ダンス・エアロビ系レッスンでは、
心肺機能・コーディネーション能力は向上しますが、
そこまでの筋力UPや柔軟性向上にはなりません。
(僕が苦手な分野です

ヨガ・ピラティス系プログラムだと、
柔軟性・バランス能力・スタビリティ・固有受容性向上に有効ですが、
心肺機能・筋力アップにはならないでしょう。

有酸素運動だけでは、
脂肪の燃焼、ストレス解消、心肺機能の向上にはなりますが、
その他は、見込みにくいでしょう。


もう今年も気付けば、残り半分です。
普段行っていることに偏りがないか
一度ご自身の運動内容を見つめ直してみましょう

長々と付き合っていただきありがとうございました。
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